堀川建築設計室 
C.HORIKAWA 
ひとりごと 2004



0926 コスモス
 昨日、国営さぬき満濃公園のコスモスフェアー(詳しいイベント名は解りません。ご容赦)に行って来ました。ここのコスモスを見るのはこれで2度目で、前回は夜の照明の中での観賞でしたが、今回は昼の一番明るい時間での観賞でした。入園口には”コスモス五分咲き”ということでしたが、とてもいい感じの咲き具合、気持ちよいふんわかとした空気が心地良く感じました。”コスモスの五分咲き”という表現をこれまで意識したことが無かく、意識した今回はおのずと花の咲き具合に注目してしまいます。桜の五分咲きでは、まだ花の具合が足りないイメージが私の中であるのですが、コスモスではとてもみずみずしくゆらゆら風に揺れる姿に心を和ませました。花も満開の頃を迎えるとしおれた花もでてくると思うのですが、それが全くなく、一片の衰えもない若々しさが緑の子葉のてっぺんでゆらゆら揺れる様は、すがすがしくもありまた、私にも力を与えてくれているような気がします。
 さぬき満濃公園は、まだできあがって4、5年といったところでしょうか。満濃池の畔の山を切り開いて造成された国営公園です。勾配のいろいろな小山のある芝生フィールドを中心に、ハーブガーデン、コスモス畑、滝や子供の遊べる遊具施設などが広がり、ます。そこから満濃池の周りを散策したり、自然生態博物館、キャンプ場等体験もでき、大がかりな開発をしたものだと、最初は少し批判がましいことも考えたりしたものです。が、芝生の小山はいかにも登りたくなる風情で、その緩やかな勾配は、授業がつまらなくなったときに教科書の片隅に描くいたずら描きの様な(自分でも簡単に描ける)心地よさを感じさせます。
 昨日は休日ということもあってか、かなりにぎわっていました。芝生広場で子供たちが元気に遊び回っていますし、大人たちも一緒に遊ぶ声も楽しそうです。私も運動がてらてくてく歩きつつ、小さな小山のてっぺんに登ってしばし休憩。あしが埋まるくらいの芝生にそのまま座って風を感じるのはいいですね〜。でも、ちょっと気になったのは、犬も同伴可能なこと。自分も犬を飼っていたら連れて来たいなと思いますし、動物は好きですので理解はできるのですが、連れられている犬が歩きながら片足をあげて花の上にお小水をまいているところを見かけてしまうと、動物入場可ってどうなんだろうと思ってしまいます。最近、国立公園に動物の立ち入りを禁止する法案がまとまりそうで(盲導犬等の扱いは検討中)、それを愛犬家の方たちが大反対しているというニュースを見ましたが、どちらの言い分もわかります。でも、犬を飼わない立場としては、立ち入らないでほしい派になってしまうのでしょうね。
 何はともあれ、秋の一日を気持ちよく過ごさせていただきました。カメラを持っていくのを忘れたのが残念でした。。。。。

 
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