堀川建築設計室

CHIEKO HORIKAWA

美術と建築の交流

2006年6月17日

”美術と建築の交流”という兵庫県立美術館で行われた講演及びディスカッションに行ってきました

17日は建築家 青木淳氏・西沢大良氏の講演、
その後司会の米田明氏を交えたディスカッションという構成です

青木淳さんはこの7月にオープンする青森県立美術館を中心にした、
美術とのかかわり等興味深いお話をされていました。
建築のコンセプトへのアプローチの仕方等ディープなお話があり、
とても解りやすく建築だけでなく、
建築を取り巻くさまざまな現象に対する
深い洞察と解釈をされる方と感じました。
人生を楽しまれるタイプというのでしょうか。
500人以上の大人数の前でのお話でしたが、
そうとは思えない近い位置での率直なお話のされ様です。
とても魅力的な方とお見受けしました

西沢大良氏もとても面白い個性を持たれた方です
ただ、美術館等美術に関する仕事をされていないということで、
語れるところが少なく気の毒な感じでした
このテーマなので西沢隆衛と間違えた
(人選のときに安藤忠雄氏が)のではないかと ご本人は仰っていました、
きっとそうだろうと感じます
が、それにもめげずに存在感を感じる西沢大良氏は
非常に興味深い個性の持ち主と感じました

この日500人以上の参加者の
ほとんどが若い学生さんのような方ばかり でしたが、
たくさんの方が両氏の著作を購入されていました

このセミナーで青木 氏の話に共鳴した私も、
長蛇の列に並び作品集と著書を購入ししました
サイン会もされていたので、署名していただきました
とても大きな仕事をされている先生なのですが、
2冊買ったことに対して
わざわざ立ち上がって お礼を述べられる腰の低さに
またまた感銘を受けました
サインをされている若い皆さんへの対応もとても丁寧です
ファンの一人となってしまったようです

HOME
   
2003 (C)C. HORIKAWA,All right reserved