堀川建築設計室
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CHIEKO HORIKAWA |
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国立新美術館 |
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ガラスが波打つエレベーションは、雑誌写真で見たとおり、
とても気持ち良さそうに無理なく存在していました ガラスの冷たさや、硬さは無く、 圧倒的なボリュームなのに、気持ちよさそうに 波打っていました エントランスホールを入ると、 3層吹き抜けの広いエントランスホール この吹き抜けが美術館へのアプローチであり、 カフェやレストランのあるエリアです 波打つエレベーションとこの吹き抜けエリアが、 中間領域と呼ばれる、 外と内、展示場と外をつなぐあいまいな領域 黒川紀章さんの思想を詳しく勉強したわけではないのですが、 中間領域は黒川さんが昔から提唱していた思想と、 聞いています そうであるのならば、 中間領域のもっとも成熟した空間と言えるのではと 思います |
3階エスカレーターから、吹き抜け部分を望む |
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展示場前ホワイエ |
ELVからカフェを望む |
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黒川展の展示は、
これまでの数々の作品と建築思想、 スケッチで埋め尽くされています 最近話題になっているメタボリズム建築取り壊しについては エキセントリックな表現で保存を訴えていました 侍然とした紋付はかまの等身大の写真が、 保存への強い意志と呼びかけへの決心が感じられました 国立新美術館が出来上がったことや メタボリズム建築の取り壊しや 知事選に立候補した一連の行動って 、 黒川紀章さんの中でどう繋がっているのか、 興味あるところです ポールボキューズで昼食することができました 同行した友人が朝9時40分から 並んで(前から5番目でした)くれて 11時のオープンすぐに入ることができました オープンする時間にはホワイエを折り返して 並ぶ人が続いていました 2時間待ちが普通のようです これも中間領域を引き立てています ガラスからの陽射しは気にはなりますが・・・ |
エントランス前から東京ミッドタウンを望む 庇下楕円部は傘置き場 |
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すぐ近くの東京ミッドタウンも ほぼ出来上がっていました 仮囲いはまだとれていませんが、 ガラスの高層ビル群が、 圧倒的なボリューム感で存在していました 宿泊していた赤坂のホテルから 乃木坂の美術館まで歩いてアプローチしたのですが、 終始、ミッドタウンの超高層部分が道標のように 建っていました 六本木居住を豊かにする施設が、 テナントのコンセプトということで、 700坪(ワンフロア)のクリニックフロアがあったり、 サントリー美術館があったり、 ザ リッツカールトン東京があったり・・・ 六本木ヒルズ・国立新美術館・ 東京ミッドタウンの三角形が、 六本木を大きく変えています グランドオープンが楽しみです |
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2003 (C)C. HORIKAWA,All right
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